この記事は下記の悩みを持つ方に向けて書いています。
「結婚して出ていった娘の荷物を片付けたい…」
「娘に片付けるように言っても中々動いてくれなくて困っている」
もしくは
「片付けたいけど娘が帰ってきた時のために残しておいてあげたい」
などなど、娘が実家においていった荷物に関する悩みは色々あると思います。
娘の荷物を中々捨てられず持て余していた時期から、荷物を片付けたくなって娘に言うも中々片付けてくれず娘と大げんかしたり…。
でも、最終的には娘と仲を保ったまま、娘の荷物をキレイに片付ける事ができたんです。
この記事では、私の体験談を通して、「娘が残していった荷物問題」の解決方法を紹介していこうと思います!
娘が結婚して出ていってから1年は中々捨てられずにいた
私の娘は3年前に結婚して実家を出ていきました。
送り出す時は「いってらっしゃい!向こうでもげんきにやりなよ!」と快く娘を送り出すことができたのですが、少し時間が立つと、やはり大事な一人娘がいなくなったことで心にぽっかり穴が空いたみたいに感じます…。
喧嘩をすることもありましたが、娘にかける時間がほとんどで、人生の大部分が子育てで占められていたので当然といえば当然。
いわゆる「空の巣症候群」というのでしょうか。
たまに娘の部屋に入って、色々と思い出を思い出して泣く、という日々が1ヶ月ほど続きました。
そんな状態が終わってから、娘が大量に荷物を部屋に残していったことにようやく気づきます。
娘はかなり買い物が好きで、買って一回しか着ていないような服が大量にクローゼットにありました。
また、漫画と本を読むことが大好きで、小さい頃から買っていた本が溜まりに溜まって、部屋の4分の1は埋め尽くしてたのではないでしょうか(家を出る時にかなり減らしてもまだ多い!)。
よく見ると参考書や教科書も置きっぱなしです。
そう思いつつ、中々捨てれない私がいました。
というのも、”モノ=娘”のように思えてずっと残しておきたい気持ちが強かったんですよね。
本を見るだけで記憶が次々によみがえります。
この絵本は小さい頃によく読んであげたな~
大学受験きつかったけど、なんとか一緒に乗り越えることができたな…
今は使わないものでも、「娘と過ごしてきた大切な思い出そのモノ」だと感じていました。
一人娘だから余計にその気持が強かったのでしょう。
今にして思えば、娘がいなくなって空いた心の穴をモノで埋めていたのかもしれません。
治まったと思っていた「空の巣症候群」もまだまだ尾を引いていたようです。
結局、子離れするまでに娘が結婚してから1年かかりました。
私が「空の巣症候群」をなんとか治すことができた体験談は下記の記事で紹介しています。

娘に荷物を片付けてほしいとお願いするも中々動いてくれず…
面白いことに、子離れしてからは「娘の荷物を片付けて自分の趣味部屋にしたい」という気持ちが強くなってきました。
1年前まではあんなに娘の荷物に執着していたのに、全く逆の発想になっている自分に少しびっくりです。笑
しかし、とにかく大量にある娘の荷物。
勝手に捨てるのは流石に申し訳ないので、娘にお願いして片付けてもらうことに。
このように普通に断られてしまいます。
実際、娘と旦那さんが住む家は実家より狭いので、物を新しく置くには少し厳しいかもしれません。
また、この時電話で話したのですが、少し面倒くさそうな感じも聞いて取れました。
本当の所は、片付けが面倒なのと、置くスペースがないのが半々ぐらいなのでしょう。
とはいえ、私としても娘の部屋を有効活用したいので、なんとか部屋を片付けてスペースを空けられないかと考えていました。
いらないと思った娘の荷物を勝手に捨ててしまう
結局、何度か娘にお願いするも毎回それとなく断られることが続きました。
「実家を物置やと思ってるんやろうか?」
「もうただ単にめんどくさいだけちゃうんか」
少し私もイライラしてしまっていたのでしょう。このような気持ちがふつふつと湧いてきました。
なんと、娘のものを勝手に捨てることを思いついたんです。
今思えば絶対に娘が怒ることですが、イライラもあって半ばヤケになってました^^;
捨てたものは、
- ヨレヨレになった服
- 小学生時代の古い漫画
- 小学校の時の教科書
これは絶対にいらんやろ!と思った物を片っ端から捨てました。
正月に娘が帰ってきて大喧嘩
娘は結婚してから、年1回、正月に帰ってきます。
家事の疲れもあってか、毎年かなりゆっくりしていくのですが、その年は私が物を捨てたことで大喧嘩することに。
事の発端は、娘が読みたい漫画がない!と私に聞いてきたことからでした。
せめて私に聞いてから捨ててよ…
確かに勝手に捨てた私が悪いかもしれません。
でも、こっちにだって言い分はあります。
でも、片付けてと言ってもすっと動いてくれなかったやん?それに実家はアナタの物置じゃないんよ!
という風に、娘と大喧嘩になってしまいます。
せっかくの正月で、しかも娘が帰ってきてくれているのに娘と気まずくなってしまいました。
でも、ずっと荷物を置きっぱなしにして悪いとも思っていないのが嫌だったし、動く気が全く無いのが無性に腹が立ちました(ちなみに、親子喧嘩中にずっとダンマリを決めていた夫にも腹が立つ始末。笑)
今思えば、我ながら相当大人げないですね(笑)
ちなみに、家族の物を勝手に捨てると違法になるのかどうか?気になる方は下記の記事をご覧ください。
どうやって荷物問題を解決する?
私は、どうしても自分の趣味部屋を持ちたかったので、なんとかできないかと他の方法を探し始めました。
もう勝手に物を捨てるのは流石にできない(というかそれをやったら縁を切られそう(笑))ので当然ナシ。
娘を実家に呼び寄せて一緒に整理する→絶対に来てくれない
他の部屋や廊下に置いてみる→量が多すぎて家の居心地が悪くなってしまうのでナシ。
色々考えてみましたが、全くいい方法が思い浮かびません。
なんとか娘との仲を壊さずに済む方法はないものか、、、とかなり悩みました。
友達との会話で収納サービスの存在を知る
娘の荷物に頭を悩ませている中、高校時代の友達と久しぶりにお茶をする事がありました。
この歳で話すのはお互い旦那や家族の愚痴の事。笑
友達の旦那の愚痴を聞いていると、「最近やっと旦那の荷物を片付けることができたのよ~」という話に。
どうやら、旦那さんの趣味であるキャンプ用品や漫画が多すぎて困っていたけど、収納サービスを使って荷物を全部預けてしまったのだとか。
しかも、ダンボール1箱につき月300円なので、コスパもかなり良いらしい…。
この話を聞いて、
と、かなり前のめりになりました。笑
「娘の荷物が邪魔で困っている」という私の悩みも解決できそうな気がしたんです。
友達が使ったサービスは「サマリーポケット」というらしく、家のスペースを空けたいけど、物を捨てられない…という悩む人に人気なんだそう。
ダンボール1箱で月300円というコスパの良さもあって友達は愛用しているみたいです。
このサービス使って娘の荷物を預ければいいかも、、、?
捨てるわけじゃないし、これなら娘も納得してくれそう
そう思った私は友達と分かれてからすぐに娘に連絡。
正月の喧嘩以来、連絡を取れていなかったので無視されないか不安でしたが、電話に出てくれました。
正月の件をまず謝ると、娘も私もずっと行動できなくて悪かった、、、という事で許してくれていたみたいです。
そして荷物の件なんだけど、、、と切り出し、サマリーポケットを使って荷物を預けることを提案。
「捨てるわけじゃないし、いつでも取り出せるなら全然いいよ!」
なんと、快諾してくれました。
しかも、この機会に一度整理しようかな、とも言ってくれました。
これにはびっくり。笑
そして私は、「どうせなら前から邪魔だった夫の不要な物もまとめて整理しちゃおう」と思いつきます。
大量のものを一気に整理するので、人手が足りないからと夫も巻き込む作戦です( ̄ー ̄)
家族3人で日程を合わせて、1日かけてサマリーポケットに預ける荷物と捨てる荷物を整理。
こうして、物で溢れかえっていた娘の部屋をスッキリ片付けることができました。
作業中に娘の部屋を自分用に使ってもいいか、と聞いた所、「もう使わない部屋だしいいよー」と許可を得ました。
これで堂々と自分用の部屋を作ることができます♪
娘の部屋を活用した話は、下記の記事で詳しく書いています。

まとめ
というわけで、大量にあった娘の荷物を片付けて無事に空き部屋を作ることができた、というお話でした。
「娘の荷物が邪魔で困っている…」
「子供部屋を活用したいけど荷物を捨てることができない…」
こんなふうに、過去の私と同じように悩んでいる方は、ぜひ「サマリーポケット」を活用してみて下さい。
今なら最大4ヶ月分の保管料が無料になるキャンペーンもやっているみたいなので、お得に試すことができますよ。
”物を捨てる”のは正直中々ハードルが高いと思いますが、”預ける”のであれば物をなくさず、スペースだけ作ることができます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。